アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード
「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」は、国際的なハイステータスカードブランドの「アメリカン・エキスプレス」が発行する、最上級のクレジットカードです。
通称「ブラックカード」と呼ばれるこのカードの年会費はなんと35万円。世の中に存在する全てのクレジットカードの中で、最も年会費が高いカードと言われています。
一般の人ではまず持つことが困難であろう、最上級のステータスカード。それだけにあってこの一枚には、他のカードでは到底実現できないような、極上のサービスが用意されているんです。
このページの目次
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードで空港ラウンジを無料にする使い方
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードを持っていると、国内主要空港のラウンジが無料で使えます。
でもどうやって無料にするのか、具体的にイメージしづらいかもしれませんね。
空港ラウンジでは、入る前に必ず受付を通ることになります。
そのときにアメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードと航空券のチケットを提示すると、無料で入れますよ。
ラウンジの対応状況について
「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」に入会すると、国内の主要空港にある空港ラウンジと、ハワイ・ホノルル国際空港のラウンジを無料で利用することができます。
さらに本人の利用だけでなく、同伴者1名までも無料で利用することができます。
ただこれらは、アメリカン・エキスプレス系のカードで共通のサービスとなっているので、「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」でも空港ラウンジを利用できるのは、当然といえば当然ですね。
同伴者も1名は無料にできる
家族やパートナーと空港ラウンジを使うときは、1人ではないと思います。
そのときに同伴者も一緒に入れるかどうかは気になるところ。
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードの場合は、同伴者1人まで無料でラウンジに入れます。
これからのフライトに備えて2人でゆっくりとした時間が過ごせますよ。
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードで入れる国内線のラウンジ
ここで、アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードを使って入場できる国内線の空港ラウンジを一覧にしておきました。
どこのラウンジが使えるかって気になりますよね。
空港名 | ラウンジ名 |
---|---|
新千歳空港 | スーパーラウンジ |
函館空港 | 国内線ビジネスラウンジ |
青森空港 | エアポートラウンジ |
秋田空港 | ラウンジロイヤルスカイ |
仙台国際空港 | ビジネスラウンジ |
新潟空港 | エアリウムラウンジ |
富山空港 | らいちょう |
小松空港 | スカイラウンジ白山 |
中部国際空港セントレア | プレミアムラウンジセントレア |
成田空港 第1旅客ターミナル | IASS EXECUTIVE LOUNGE 1 |
成田空港 第2旅客ターミナル | IASS EXECUTIVE LOUNGE 2 |
羽田空港 国内線ターミナル 第1旅客ターミナル | POWER LOUNGE SOUTH |
羽田空港 国内線ターミナル 第1旅客ターミナル | POWER LOUNGE NORTH |
羽田空港 国内線ターミナル 第1旅客ターミナル | POWER LOUNGE CENTRAL |
羽田空港 国内線ターミナル 第2旅客ターミナル | POWER LOUNGE NORTH |
羽田空港 国内線ターミナル 第2旅客ターミナル | エアポートラウンジ(南) |
羽田空港 国内線ターミナル 第2旅客ターミナル | POWER LOUNGE CENTRAL |
関西国際空港 | 六甲 |
関西国際空港 | アネックス六甲 |
関西国際空港 | 金剛 |
伊丹空港 | ラウンジオーサカ |
神戸空港 | ラウンジ神戸 |
岡山空港 | ラウンジマスカット |
広島空港 | ビジネスラウンジ「もみじ」 |
米子鬼太郎空港 | ラウンジDAISEN |
山口宇部空港 | ラウンジきらら |
高松空港 | ラウンジ讃岐 |
松山空港 | ビジネスラウンジ |
松山空港 | スカイラウンジ |
徳島阿波おどり空港 | ヴォルティス |
福岡空港 | ラウンジTIME/サウス |
福岡空港 | ラウンジTIME/ノース |
福岡空港 | ラウンジTIMEインターナショナル |
北九州空港 | ラウンジひまわり |
大分空港 | ラウンジくにさき |
長崎空港 | ビジネスラウンジ「アザレア」 |
阿蘇くまもと空港 | ラウンジ「ASO」 |
鹿児島空港 | スカイラウンジ菜の花 |
那覇空港 | ラウンジ華 |
ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジも使える
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードを持っていると、国内線の空港ラウンジだけでなく、一部国際線の空港ラウンジも使えます。
ハワイ/ダニエル・K・イノウエ国際空港 国際線ターミナルの「IASS HAWAII LOUNGE」に入れますよ。
サクララウンジ・ANAラウンジは使えません
JALのサクララウンジ・ANAのANAラウンジがいろいろな空港にありますが、アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードの提示では入れません。
これらのラウンジは、それぞれの航空会社ごとに条件を満たしていないと使えないです。
プライオリティ・パスについて
「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」の会員は、国内外700ヶ所以上の空港ラウンジを無料で利用することができる「プライオリティ・パス」のプレステージ会員に、入会金・年会費無料で登録することができます。
そしてなんと、家族カード会員に対してもプライオリティ・パスが無料で配布されるんです。通常であれば登録に99ドルも必要なプライオリティパスを、本会員だけではなく家族会員にも無料配布するなんて、まさにVIPなクレジットカードですね。
ポイント・マイルサービスについて
「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」で貯まるポイントは、カードご利用代金100円で1ポイントが貯まる「メンバーシップ・リワード」です。
このポイントサービスは他のアメリカン・エキスプレス系のカードと共通していますが、一説によると「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」では、このポイントを使って、自分の望む商品になんでも換えることができるという噂があるようです。
ほかにも、高級外車の「アルファロメオ」や宇宙旅行が、ポイント交換商品にラインナップされているという噂も…。
トラベル関係のサービスについて
「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」のトラベル関係のサービスとしては、海外旅行および国内旅行で最高1億円の傷害保険が自動付帯されます。この補償額はクレジットカードの保険としては最高ランクですね。
さらに、同カードで提携する航空会社の航空券を購入した場合、座席クラスを無料でアップグレードしてくれるサービスや、提携ホテルに宿泊する際にも、スイートルームへ無料でアップグレードしてくれるサービスがあります。
そしてなんと、プライベートジェットをチャーターしてくれるといったサービスもあるそうですよ。もちろんチャーター代金は必要ですが、クレジットカードのサービスだけでそこまで対応できるなんて、ほんとにもう驚くばかりですよね。
その他のサービスについて
その他のサービスとしてはやはり、専任のコンシェルジュが付く「パーソナルコンシェルジュサービス」が魅力です。
「自分だけの秘書を雇っているようなもの」と言われるほどに、大抵のニーズに対しては何でも対応してくれる、とても人気が高いサービスなんだそうですよ。
どのような人におすすめ?
「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」は、アメリカン・エキスプレスが存在は認めているものの、詳細なサービス内容は公式にはアナウンスされておらず、謎の多いカードとも言えます。
ただ、このカードにまつわる噂を集約しただけでも、ケタ外れのサービス内容を提供してくれるカードであることは、容易に想像できます。
年会費の35万円に抵抗がなく、最上級のステータスを手にしたいというセレブな方には、会員になってみたいと思わせる一枚ではないでしょうか。
なお「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード」は申込制ではなく、アメリカン・エキスプレスからのインビテーション(招待)が必要です。
そのためには先ず、下位カードである「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」に入会して、カード利用実績を積むといいでしょう。