三菱UFJカード ゴールド
「三菱UFJカード ゴールド」は、クレジットカード事業を展開している「三菱UFJニコス株式会社」が発行するゴールドカードです。
本格的なサービスを搭載したゴールドカードを年会費1,905円(税抜)で持つことができて、さらに初年度年会費は無料になるといった、驚きのコストパフォーマンスを実現している一枚なんです。
また、名称が「MUFGカード ゴールド」から「三菱UFJカード ゴールド」へ変更となりました。
※ 三菱UFJカード ゴールドは新規申込を停止しています。現在使っているなら、今も引き続き使えます。
このページの目次
三菱UFJカード ゴールドで空港ラウンジを無料にする使い方
三菱UFJカード ゴールドを持っていると、国内主要空港のラウンジが無料で使えます。
でもどうやって無料にするのか、具体的にイメージしづらいかもしれませんね。
空港ラウンジでは、入る前に必ず受付を通ることになります。
そのときに三菱UFJカード ゴールドと航空券のチケットを提示すると、無料で入れますよ。
たったこれだけで空港ラウンジに入れます!
初めて空港ラウンジを使うときは緊張すると思いますが、受付はあっさりと終わりますので、やってみると拍子抜けしますよ。
同伴者は無料にできない。別料金
家族やパートナーと空港ラウンジを使うときは、1人ではないと思います。
そのときに同伴者も一緒に入れるかどうかは気になるところ。
残念ながら、三菱UFJカード ゴールドは同伴者と一緒に無料で空港ラウンジには入れません。同伴者の分は有料になってしまいます。
家族カードなら無料で空港ラウンジが使える
三菱UFJカード ゴールドは、本人用以外にも家族カードが作れます。しかも家族カードの年会費は1名まで無料です!
家族カードでも、もちろん空港ラウンジに無料で入れますよ。
追加料金を払いたくないなら、家族カードを作るという方法で回避もできます。
ラウンジの対応状況について
「三菱UFJカード ゴールド」は、国内の主要6ヵ所と、ハワイ・ホノルル国際空港にある空港ラウンジを無料で利用することができます。
年会費が数万円もするような本格的なゴールドカードにはさすがに及びませんが、同額レベルの一般カードでは、空港ラウンジ自体が利用できないカードもたくさんあります。
そういう意味では国内外の計7ヵ所であっても、主要空港以外への渡航の機会があまり無い人にとっては十分にコストパフォーマンスが高いサービスと言えるでしょう。
三菱UFJカード ゴールドで入れる国内線のラウンジ
ここで、三菱UFJカード ゴールドを使って入場できる国内線の空港ラウンジを一覧にしておきました。
どこのラウンジが使えるかって気になりますよね。
空港名 | ラウンジ名 |
---|---|
新千歳空港 | ノースラウンジ |
中部国際空港セントレア | 第2プレミアムラウンジセントレア |
成田空港 第1旅客ターミナル | IASS EXECUTIVE LOUNGE 1 |
成田空港 第2旅客ターミナル | IASS EXECUTIVE LOUNGE 2 |
関西国際空港 | NODOKA |
福岡空港 | ラウンジTIMEインターナショナル |
ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジも使える
三菱UFJカード ゴールドを持っていると、国内線の空港ラウンジだけでなく、一部国際線の空港ラウンジも使えます。
ハワイ/ダニエル・K・イノウエ国際空港 国際線ターミナルの「IASS HAWAII LOUNGE」に入れますよ。
サクララウンジ・ANAラウンジは使えません
JALのサクララウンジ・ANAのANAラウンジがいろいろな空港にありますが、三菱UFJカード ゴールドの提示では入れません。
これらのラウンジは、それぞれの航空会社ごとに条件を満たしていないと使えないです。
プライオリティ・パスについて
「三菱UFJカード ゴールド」は、海外の空港ラウンジが利用可能になるプライオリティ・パスについては、残念ながら対応していません。
なお、当カードと同じ三菱UFJブランドのカードで、「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」では、本会員と家族会員にもプライオリティ・パスのプレステージ会員カードが発行されます。
プライオリティ・パスを持ちたいと考えている方は、こちらのカードを狙ってみるという道もありますね。
ポイント・マイルサービスについて
「三菱UFJカード ゴールド」で貯まるポイントは、カードご利用代金1,000円で1ポイントが貯まる「グローバルポイント」です。
1年間のショッピング利用額が50万円〜100万円になると翌一年間の獲得ポイントが20%加算、そしてショッピング利用額が100万円以上になると50%加算される「グローバルPLUS」や、指定した月のポイントが2倍になる「アニバーサーリーポイント」といった、充実したポイントサービスがあります。
さらには、長期利用顧客を優遇する「プレミアムスタープログラム」というものがあり、年会費の支払いや1年間のショッピング利用金額が50万円以上になると、それぞれ星が1つずつ獲得できます。
そしてその星が5つ貯まると、前年のショッピング利用額が50万円〜100万円の場合には前年の基本ポイントの10%分、そしてショッピング利用額が100万円以上になると、前年の基本ポイントの20%分がもらえます。
ほかにも、入会時に指定した月には基本ポイントが1.5倍になる「アニバーサリーポイント」や、会員専用ショッピングモールサイトの「POINT名人.com」経由でお買い物をすると、最大25倍ものポイントが付きます。
トラベル関係のサービスについて
「三菱UFJカード ゴールド」では、国内および海外旅行で最大2,000万円の傷害保険が自動付帯されます。なお、次年度以降に年間のショッピング利用額が20万円未満になると、補償が最大100万円にガクッと落ちてしまうので注意が必要です。
そのほか、旅行中の航空便に預けた手荷物が遅延し、そのために負担したホテル代などの費用を最大2万円まで保証してくれる「国内・海外渡航便遅延保険」も付いてきます。
その他のサービスについて
「三菱UFJカード ゴールド」は、ゴールドカードとしては格安の年会費1,905円(税抜)を実現していますが、登録型リボ「楽Pay(らくペイ)」に登録し利用条件をクリアすると、翌年度の年会費が1,028円(税抜)と、さらにお安くすることができます。
あとは、中国で幅広く利用されているクレジットカードの「銀聯カード」を追加発行することができます。中国への渡航が多い方にとっては、うれしいサービスとなるでしょう。
ほかにも、カードの盗難や紛失、偽造、インターネットでの不正利用があった場合にもすみやかに補償してくれるサービスが付随されています。
どのような人におすすめ?
「三菱UFJカード ゴールド」は、ゴールドカードとしては格安の年会費1,905円(税抜)で持てるカードということが一番のメリットと言えます。さらに条件によって年会費を1,028円(税抜)まで引き下げることができます。これはもう一般カードレベルの維持コストです。
とにかく低コストとハイクオリティの両方を兼ね備えた、コストパフォーマンスが高いゴールドカードを持ちたいと考えている方には、最適なカードとなりそうです。
ただ、同カードのAMEXブランドカード「三菱UFJカード・ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」では、さらにポイント面での優遇が受けられるAMEX独自のサービスがあります。
ですので、カードブランドに特別なこだわりがなければ、「三菱UFJカード・ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」の方がさらに、おすすめできるカードといえるでしょう。