関西国際空港「KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA」
「KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA」は、関西国際空港にあるカードラウンジです。
関西国際空港にはもともと第1ターミナル内に24時間営業の「KIXエアポートラウンジ」がありましたが、2020年4月に閉店。
場所を「エアロプラザ」2階に移し、2021年4月にオープンしたのが「KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA」です。
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無料で入れるクレジットカードのブランド一覧と料金
「KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA」は、提携するカード会社のゴールドカード以上を持っていれば2時間まで無料で使えるラウンジです。
利用できるカードは以下のとおりで、ラウンジの入口にもどのカードが使えるかが表示されていますよ。
- VISA/マスターカード
- ダイナースクラブカード
- MUFGカード
- DCカード
- UFJカード
- NICOSカード
- JCBカード
- 楽天カード
- ティーエスキュービックカード
- オリコカード
- UCカード
- アプラスカード
これらのカードを持っていない場合や当日搭乗の予定がない場合でも、以下の料金で利用できますよ。
基本料金 | オープン席 | ブース |
---|---|---|
最初の30分 | ¥550 | ¥660 |
延長10分ごと | ¥140 | ¥150 |
3時間(自動パック料金) | ¥1,870 | ¥2,200 |
6時間(自動パック料金) | ¥3,080 | ¥3,850 |
9時間(自動パック料金) | ¥4,180 | ¥4,950 |
3歳から12歳までとKIX-ITMカード会員は上記金額の半額、3歳未満は無料となります。
プライオリティ・パスにも対応しています
「KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA」は、プライオリティ・パスの対象です。
受付でプライオリティ・パスと当日の搭乗券(アプリも可)を提示すると、「KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA」に入ることができますよ。
24時間利用できますが、滞在できるのは最大3時間となるので注意しましょう。
フロントで当日の搭乗券と対象のカードを提示して入室
フロントでは当日の搭乗券と対象となるクレジットカードを提示して利用手続きをします。
KIX-ITMカードを持っている人はこのタイミングで提示しておくと、利用料金が半額になりますよ。
オープン席とブースいずれかを、入室の際に選択します。
ブースにはリグライニングチェアタイプと一面がフルフラットのマットになっているタイプが、複数名利用ではソファタイプの個室とミーティングルームを選べますよ。
チェックイン時刻が記録されたパスを受け取り、受付は終了。
退出時にパスを返却し、利用料が発生する場合の支払いは退出の際に行います。
出発便だけでなく到着便でも使えるので、到着してから少し時間がある時にも利用できるのがいいですね。
ドリンクコーナーの様子
フロントの右側にドリンクコーナーがあります。
以下のソフトドリンクがフリーで楽しめますよ。
- 梅昆布茶
- 緑茶
- 紅茶(アッサム・アールグレイ)
- コーヒー・エスプレッソ
- バニラオレ
- ココア
- ミルクティー
- キャラメルマキアート
- コーンポタージュ
- コカ・コーラ
- カルピス
- カルピスソーダ
- ファンタレモン
- ファンタメロン
- 烏龍茶
- ジンジャーエール
- オレンジジュース
- 紅茶花伝セイロンティー
また追加料金がかかりますが、缶ビール(スーパードライ・キリンラガー)・缶チューハイ・ワインのアルコールやカレーやパスタ、ラーメンにうどんなどの飲食メニューもあり、フロントで注文が可能です。
また飲食物の持ち込みも可能となっていますよ。
ラウンジ内の様子
ラウンジ内はいくつかのエリアに分かれています。
フロントの左側に広がるのがカフェエリアです。
カフェエリア
カフェエリアはオープン席料金で利用が可能で、カウンター席にはコンセントとUSBが備え付けられています。
フルフラットマットの個室ブースとPREMIUM SEAT
フロントすぐ右側、ドリンクコーナーとのあいだの通路の奥にフルフラットマットの個室ブースのエリアがあります。
コンセント、USBはあるもののテーブルは小さく薄暗いため、パソコン作業等には向きません。ゆっくり休みたいときに利用するといいですよ。
すぐ近くにはリクライニングチェアが置かれた「PREMIUM SEAT」がありますが、こちらは「KIX-ITMカードプレミアム」の会員専用席となります。
ミーティングルーム
ドリンクコーナーに面した通路には完全に個室となるミーティングルームがあります。
芝生エリア
「KIXエアポート カフェラウンジNODOKA」の最大の特徴となっているのが芝生エリア。
ハンモックやテント、インフィニティチェアやクッションなどが置かれ、靴を脱いでゆったり過ごせるスペースです。
ソファルーム
複数名で使える完全個室のソファルームもあります。
リクライニングチェアの個室ブース
さまざまなエリアがありましたが、今回わたしが利用したのはリクライニングチェアの個室ブース。
パソコンで作業しようかと思っていたのですが、思っていた以上に薄暗く、TVとヘッドホンが相まってネットカフェ感が強く感じられます。
それもそのはず、このラウンジ自体ネットカフェを運営している「アプレシオ」が運営しているんです。なのでおのずとそうなるのかもしれません。
リクライニングチェアのリクライニング角度もすごく、もうゆったりするのみ…。
パソコン作業等はカフェエリアでやるのがオススメです。
ラウンジ内のサービス
ラウンジ内には出発案内のモニタがありますが、少し小さく数も少ないです。
また出発便のアナウンスは行われていません。
保安検査場外でしかもターミナルとは別の建物。とくに第2ターミナル出発便に搭乗するには連絡バスを利用する必要があるので、時間に余裕をもって出るようにしましょう。
一部の席を除き、コンセントとUSBが設置されており、Wi-Fiはラウンジ専用のものが用意されており、それ以外は電波が届きません。
コピー機と携帯電話用のブースも用意されています。ラウンジ内での通話はNGなので、ブースを使うか外に出て利用しましょう。
新聞・雑誌も用意されています。残念ながら以前のラウンジにあったコミック等はなくなってしまいました。また雑誌に関しても「るるぶ」のみとなっています。
24時間利用が可能ということもあり、毛布やスリッパ、芝生エリアでのみ利用できるヨガマットも用意されています。
そして、男女別のシャワールームが7ヶ所。利用料金はアメニティセット付き40分で660円。
利用時はフロントでシャワールームを使いたいと伝えればOK。シャワールームのみの利用も可能です。
なお、バスタオルは別売(440円)となるので注意しましょう。
「KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA」を使ってみた感想
「KIXエアポート カフェラウンジNODOKA」は、通常の空港のラウンジとは違い、ネットカフェ感が強い印象でした。
24時間利用が可能で、シャワールーム、フルフラットマットの個室ブース、毛布も用意されているので、仮眠をとるのにもオススメです。
個室ブースの照明は暗めでゆったりと過ごすことを重視しているつくりなので、パソコン作業や仕事などをする場合は、はじめからオープン席利用でフロント左側のカフェエリアを使うといいですよ。