ANA 全日空(NH807便)ビジネスクラス搭乗記 成田-バンコク 787-8 (フルフラットシート+スタッガードシート)

ANAで成田空港からバンコクまで行ってきました。バンコクへの便は、成田発のANA 全日空( NH807便) だけが、フルフラットシート+スタッガードシート配列を採用しています。

普段は都心から近い羽田空港を選ぶところなのですが、今回はこの飛行機に乗るために成田まで来ました。

787はエンジン音も静かですし、気圧も高く、そして機内の湿度も保たれています。飛行機が苦手な僕でも快適に過ごせる数少ない機材です。

成田国際空港(NRT)

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ANAのチェックインカウンターは、第1ターミナル南ウィング4階の出発ロビーにあります。ビジネスクラス専用カウンターで早速チェックインします。この日は珍しく成田空港はガラガラでした。

ANA ビジネスクラス

チェックインを済ませて搭乗券をもらい、保安検査場へ行きます。成田空港はファーストクラス、ビジネスクラスの搭乗券提示で保安検査のゴールドトラック(優先レーン)が使えます。もちろんスターアライアンスゴールドメンバーの方も利用できます。

ANAのSFC会員は専用レーン(プライオリティーレーン)があるのですが、私はSFC会員ではないので、使えません。

ANA プライオリティーレーン

そのため、ゴールドトラックを利用しました。空港はガラガラだったので、普通の保安検査場も空いていましたけどね(苦笑)

出国審査を終えて免税エリアにはいって、驚きました。日本の空港もここ数年でインバウンドビジネスに力を入れている事がわかります。「日本の空港」を全面に演出しています。

侍さんと記念写真が撮れるコーナー。大盛況でした。

侍 成田空港

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その他、休憩所や充電コーナーなど充実していました。インチョン空港の快適度に、どんどん近づいていますね。

成田空港 UNITED CLUB 空港ラウンジ

united narita

スターアライアンス加盟航空会社のANAかユナイテッド航空のラウンジを利用することができます。いつもANAラウンジを使っているので、今回はユナイテッド航空のラウンジを利用しました。

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成田空港第1ターミナルのユナイテッド航空ラウンジは、3Fのゲート27とゲート31に間にあります。

営業時間:ユナイテッド クラブ  8時30分~20時30分

この時間帯はラウンジもガラガラでした。少しすると人が増えてきました。

米系の航空会社ラウンジとだけあって、ほとんどのお客さんがアメリカ人でした。やはりANAラウンジに比べると、うるさい賑やかです(笑)

窓から飛行機が見れるので、飛行機好きには良いスポットです。

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軽食はパンやお寿司などが用意してありました。ただし、味はあまり美味しくありませんでした。ラウンジ飯はJALのカレーが1番無難ですね。機内食もあるので、ラウンジではほとんど食べる事はありません。

アルコール類は、種類がたくさんあり充実しています。

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ANA 全日空( NH807便) ビジネスクラス搭乗記

いよいよ搭乗開始の時間です。搭乗ゲートへと向かいますが、「ターミナル連絡バス」の文字が。。。これは沖止めですね。LCCでもなく本拠地の成田空港で沖止めは正直辛いです。。。

ANA 沖止め

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唯一の救いは、夕焼けがキレイだった事です(笑)雨が降ってなくて本当に良かったです。

夕焼け 飛行機

シンガポール航空

バスで本日搭乗するシップまで向かいますが、かれこれバス内で20分以上は待ちました。立ちっぱなしの方はつらそうでした。。

待ってる間にあたりもすっかり暗くなってきました。

そして、こちらが本日僕らをバンコクまで運んでくれる最新鋭の中型ジェット旅客機-B787です。カッコイイですねー

ANA 787 ビジネスクラス

ANAビジネスクラス搭乗記

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ANA 全日空 ビジネスクラス(787-8)
座席数 46席
シート配列 横1-2-1
シートピッチ 111.7cm(シート幅49cm)
リクライニング 180度

この日はビジネスクラスも所々に空席が目立ちました。今まで乗ってきたバンコク線は満席が多かったのでビックリしました。翌日からバンコクは連休だったので、そもそも出張者が少なかったのかもしれません。

という事でやっとの思いで機内にはいる事ができました。この機材に乗るために羽田ではなく成田まで来たのですからね!

ANAの787-8バンコク線は、「スタッガードシート配列」を採用しています。どの席からでも直接通路に出ることが可能なので、隣の人に気を使う事もありません。プライベートな空間を1占めできます。

シートに座るとCA(キャビンアテンド)さんが、早速挨拶に来ました。本日の便はこの方が担当してくれるそうです。とても好感がもてる方でした。

いくら乾燥はしづらい機材といっても、やはり機内は乾燥しています。寝て起きると喉がガラガラです。マスクなどもしているのですが、やはりこまめに水分補給しなくてはいけませんね。

ANA ビジネスクラス

787-8 ANA ビジネスクラス

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全日空ビジネスクラス

シートピッチは111.7cm。余裕の広さです。足元も広々使えます。僕が今足を置いてるところは、荷物を収納できるようになっています。

ビジネスクラス

早速ANAのスリッパに履き替えます。

ANA スリッパ

肘掛けもとても広いです。お薬を飲むためにミネラルウォーターを頂きました。

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こちらがモニターとコントローラーです。飛行時間が長いので映画やTVを楽しむ事が出来ました。日系の航空会社は当たり前ですが、日本人向けの番組が沢山用意されてますので退屈しませんね。

ANA

こちらはノイズキャンセリング・ヘッドフォンです。作りがチープです。タイ航空などはもっと立派なヘッドフォンを採用しているので、ANAも頑張ってほしいところ。

ANA ノイズ・キャンセリング

ANAでもビジネスクラスのお客さんには入国審査の優先レーンクーポンを配布していました。バンコクのイミグレは混雑している事が多いので嬉しいサービスです。

スピーディー入国サービス

プレミアムレーン

暗くて恐縮ですは、シートは180度倒しベッドにする事ができます。フルフラットシートは最高ですね。2時間くらい寝る事ができました。

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こちらはリクライニングのコントローラーです。寝ながら操作ができるのは良いですね!

リクライニングリモコン

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ブランケットは結構しっかりしてるものを使っていて、心地よかったです。今までのビジネスクラスでは1番良かったです。

ANA ビジネスクラス ブランケット

アメニティ

バンコク線ではアメニティは配布してないようです。JALでもアメニティはあるので、ANAも何か用意してくれると嬉しいです。

ウェルカムドリンク

お決まりのシャンパンを頂きます。しかし、グラスではなくプラスチックのコップです。なんだかとても安っぽくみえます。。

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NH807便 ビジネスクラス機内食

<和食>

三重県の郷土料理

前菜

ガス海老チリ煮 ひいらぎ揚げ煮 めはり寿司
美杉こんにゃく山椒煮 伊勢はんぺいフライ

お造り

三重県産マハタ焼き霜造り

小鉢

三重県産あらめ煮浸し

主菜

三重県産鯛みぞれ餡掛け

御飯、味噌汁

※お米は「三重県伊賀産コシヒカリ」

<洋食>

アペタイザー

鮪のスモークとアボカドのタルタル ローストビーフと紅芯大根のサラダカリフラワームース添え

メインディッシュ

金しゃち名古屋赤味噌ラガーで煮込んだ国産牛のシチュー
OR
蒸した銀鰈とチキン コリアンダー風味のアジアン風スパイシーソース

ブレッド

蒜山ジャージーバターとオリーブオイルと共に

<デザート>

愛知県産西尾の抹茶と豆乳ブランマンジェ または ラズベリーチョコレートケーキ

ANA  機内食

食前にもう一度シャンパンを頂きました。今度はグラスで。

シャンパン

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機内食

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定刻より少し早くバンコク・スワナプーム空港に到着しました。プレミアムレーンを持っているので、入国審査も瞬時に済ませ市内までタクシーで行きました。

深夜という事もあり30分でホテルに到着です。長旅疲れました。

搭乗を終えての感想

冬場は偏西風が強くバンコクまでは向かい風なので、時間がかかりますね。大分長く感じました。しかし、深夜便は苦手なので、この時間の便でバンコクに行けるのは嬉しいです。

JALも同じくバンコクまでは787を飛ばしていますが、シートはANAに軍配が上がります。成田ではなく羽田から飛ばしてくれると、最高なんですけどねー。

2016年は10時間以上のフライトに4回以上搭乗することが既に決まっているので、機内でぐっすり眠れる方法を探さないといけません。

便名:NH807
行き先:成田国際空港(NRT) → スワンナプーム国際空港(BKK)
時間:17:20(日本時間)— 22:40(現地時間) 所要時間7時間20分
クラス:ビジネスクラス(I)
シート:09K(窓側)
機材:B787-8
マイル積算:ANA125%